松江市議会 2022-03-02 03月02日-04号
介護職員を2025年度には約32万人、2040年度には約69万人を追加で確保する必要があるとされており、介護業界では人手不足によるサービス低下や労働環境の悪化による離職率の上昇、経営状態の悪化が危惧されております。松江市としても、介護人材の確保については喫緊の課題であり、非常に深刻な問題だと認識しております。
介護職員を2025年度には約32万人、2040年度には約69万人を追加で確保する必要があるとされており、介護業界では人手不足によるサービス低下や労働環境の悪化による離職率の上昇、経営状態の悪化が危惧されております。松江市としても、介護人材の確保については喫緊の課題であり、非常に深刻な問題だと認識しております。
令和2年度は、介護業界のPRなどを目指し、介護の出前授業や高校生福祉体験発表などに取り組みました。介護の出前授業につきましては、介護事業所の職員が中学校に出向き、市内4中学校の生徒508人に対し、介護の仕事の魅力ややりがいを伝えることにより、進路選択の一助としてもらうほか、福祉の心のさらなる醸成を図ったところでございます。
高齢者と要介護認定者が増え続け、介護業界は深刻な人材不足に陥っております。社会的な背景に加え、要介護者や医療スタッフ等との仕事上の人間関係、余裕のない人員配置等の労働環境も離職に拍車をかける一因であります。何よりも専門的な知識が必要で責任が重く、苛酷を極める業務、それに見合った対価が支給されないことが敬遠される一番の要因と考えます。
今、介護業界に働く方、いわゆるエッセンシャルワーカーとして注目を集めておりますけれども、働く内容が賃金が低いであるとか、あるいは仕事がきついといった理由から、就職先として敬遠される一面があるということだろうと思っております。 今回、第8期の介護保険事業計画をつくったわけでございますけれども、この中でも介護人材の確保を基本方針の一つに掲げております。
今年度6月議会の一般質問におきましても、介護業界の人材不足など深刻であると聞いておりますが、実際、石見大田ハローワーク、7月時点での求人倍率1.61と、やはり深刻な人手不足の状況であります。産業振興部も人材確保についていろいろと取り組みされておりますので、市役所の退職者向けの民間との再就職マッチングコーナーが市役所内にもあってもいいとは思うのですけれども、いかがお考えでしょうか。
特に介護業界では働き手が足りず、介護施設に何年も入所待ちが出たり、サービスを続けることが難しくなってしまう事業所も珍しくありません。 しかし、介護以外の仕事をしている人たちにとっても、この問題は人ごとではありません。平成29年度に日本は全人口のうち27%が高齢者で構成されている超高齢者社会になっている状況です。
◆4番(村武まゆみ) 介護業界の人材不足に向けて重要な課題と考えて、全国的にも、県内においても、さまざまな対策をとっているところがあります。 調べましたら、川崎市では教育委員会との協働で取り組みをして、学校の先生方に高齢者施設における見学会ですとか、施設の職員との意見交換会を実施して、それから授業に取り組んだりとか、そういったことで生徒たちにとって満足度の高い授業が行われていると聞いております。
このような中で、老人福祉介護業界の倒産は、過去3番目に多いということが報じられています。被保険者のためにも、サービス提供者である市内業者の頑張りに応えるためにも、介護報酬とは別枠の公費投入で、介護労働者の賃金の大幅引き上げをすることや、正規職員の配置の支援、職員の配置基準を引き上げるなどの支援が必要です。
では次に、介護業界の給与というのは他産業の業界に比べて給与が低い、9万円近く低いという数字を聞いたことはありますけれども、一方で離職率も比較的高く、勤続年数も短い業界として知られています。これらのことから、介護職員の確保に今いろいろと取り組みの例は言われましたけれども、最も有効なものとしては処遇改善以外考えられないと思います。
◆1番(岩本雅之) それでは、今回の改定によりまして、介護業界の人材不足にますます拍車がかかるのではないかと言われています。安心して働くことができる労働環境の構築や、介護サービスの質の低下につながらないようにするためには、どのような対策や検討をとるべきだとお考えでしょうか。松江市としての御見解を伺います。 ○議長(三島良信) 田中健康福祉部長。
介護職員につきましては、国の介護人材確保に係る検討会議におきまして、こういった状況を解決するために、介護という仕事の深さあるいは楽しさ、広さの三つの魅力の発信、そういったことでありますとか、または介護職、介護業界が若者に喜ばれる業界へ生まれ変わる、そのためのIT等の推進、また社会福祉士の専門性と社会評価の向上といったことが議論されておるとこでございます。